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「かつら」と「ヘアコンタクト」の違い |「髪レポ」シリーズ Vol.6

皆様、お元気でしょうか?

今回は、プロピアの特許商品「ヘアコンタクト」についてお話をしたいと思います。

わかりやすいように、時折「かつら」と比較しながらお伝えします。

ヘアコンタクト」とは、プロピアが国内外で取得している特許商品で、従来の「かつら」とは異なる、全く新しい商品です。

では、具体的に何が「かつら」と違うのでしょうか?

「かつら」と「ヘアコンタクト」の違い

見た目へのこだわり

まず一番こだわっているのは、「見た目の自然さ」です。

薄さ0・03ミリという超極薄フィルムを採用していますが、このフィルムは薄いだけではなく人の肌に馴染むように設計されており、フィルムがご自身の肌の色を透過させることで、人の目を通して自然に見せる事が可能です。

自然光や室内光が自然に反射するようにも考慮されていますので様々な環境下でも見た目の自然さを演出します。

肌への吸着力

それと同じくこだわったのは、肌への吸着力です。

通常の「かつら」のベースは繊維素材の生地や人工皮膚(シリコンやウレタン素材)を使用しますが、これらの素材は固く伸縮性がありませんので、装着時に違和感を生じさせます。

特に前頭部は、おでこの延長上になりますので頭皮は顔の表情と連鎖し、普段かなり動きます。

「ヘアコンタクト」のフィルムは薄いだけでなく伸縮性に優れています。

お客様の頭皮に追従し、同じ動きをすることが出来るので、装着時に違和感を感じにくい設計になっています。

肌に馴染むことで、吸着力が更に向上し剥がれにくい構造になっている訳です。

上記のような理由から、「おでこ」や「剃りこみ部分」など部分的に「ヘアコンタクト」を使用される方も多いです。

透湿性

それと装着時に時折感じる「蒸れ」への対応です。

「かつら」のベースには、透湿性がありません。

なので、頭皮に接触している箇所はどうしても蒸れが起こりやすく、暑い時期は不快感を感じる方も多いと思います。

一方「ヘアコンタクト」のフィルムには透湿性がありますので、頭皮から発生する汗などの水分を外に逃がす働きがあります。

それともし仮にかゆみを生じても、フィルムが非常に薄いためにフィルムの上から指で掻く事も出来ますし、暑ければ団扇で頭皮をあおげば風を感じる事も可能です。

まとめ

こうしてお話をすると「かつら」は良くないと思われてしまうかもしれませんが、そうではありません。

誤解しないでくださいね。

「ヘアコンタクト」は今迄「かつら」では出来なかった事を取り入れて開発された商品なので、今迄挙げたような違いを話せるのです。

従来の「かつら」も進歩していますし、良いところもたくさんあります。

プロピアでは、お客様のニーズに合わせて「ヘアコンタクト」や「かつら」をそれぞれお勧めしております。

今回は、「ヘアコンタクト」のベース部分「極薄フィルム」にクローズアップしてお話をしましたが、別の機会にまた違う切り口で「ヘアコンタクト」をご紹介できたらと思います。

「髪レポ」シリーズ(連載記事)

  1. かつらってどういうもの? |「髪レポ」シリーズ Vol.1
  2. かつらの役割と効果 |「髪レポ」シリーズ Vol.2
  3. かつらの種類(前編) |「髪レポ」シリーズ Vol.3
  4. かつらの種類(後編) |「髪レポ」シリーズ Vol.4
  5. かつらの種類(後編) |「髪レポ」シリーズ Vol.5
  6. 「かつら」と「ヘアコンタクト」の違い  |「髪レポ」シリーズ Vol.6(この記事)
  7. かつらの耐久性と寿命 |「髪レポ」シリーズ Vol.7
  8. かつらの修理|「髪レポ」シリーズ Vol.8

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