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ヘアコンタクトの歩み(29) 新しい製品の幕開け~究極のヘアアイテム~

ど~も、ヘアコンタクト開発担当です。

 

本番の一週間ほど前に行われた事前リハーサル中に発せられた司会者である落語家さんからの一言

『本番の収録中にヘアコンタクトでワシの髪の毛増やしてもらうことはできまへんか』

「えっ!?」

 

リハーサルに参加していた社長と技術者は、まったく予期せぬ話が飛び出し、目が点に。

寝耳に水の話だったので一旦持ち帰らざるを得ません。

帰社後、緊急会議。

 

各人の意見はいろいろとあるものの基本的には反対、お断りさせていただこうという方向に話は進んでいました。

皆の意見を総称すると“商品には自信があるので決してできない事ではない。

ただし、もし装着等にミスがあってもやり直しをすることができないので、そうなった場合のリスクが大きすぎる”というものだった。

その司会者の方は全体的に毛量が少なく短髪だったこともあり、増やした所だけが逆に目立ってしまうのではないかというリスクも二の足を踏む要因でした。

 

ヘアコンタクト発売後の反響は好調で売上も伸び始めていた時期でもあり、もしテレビでマイナスイメージを持たれるような結果になったら目も当てられません。

当初には無かった話であり、もし断ったとしても取材自体が無くなることはないのは確認済でしたから装着はお断りしようと、ほぼ決まりかけていた時でした。

 

リハーサルに同行していた技術者が一言「超えられない壁を与えられたりはしない、自分はやってみたい」

 

その言葉で社長自らも「よ~し、やってやろう」となり、本番収録中の装着を受け入れたのでした。

本番までそれほど時間はありません。そりこみ部分の製品を大至急用意し、何度か社内で装着テストを行いました。

通常よりも毛量が少なく、ハンドリングが悪くなるため取り扱いにも細心の注意を払いました。

社内リハーサルは問題なく終了。

しかし実際の頭皮に装着するのとは多少勝手が違うため、実質ぶっつけ本番に近いと考えた方が良いだろうと思っていました。

 

当日がやってきました。

社長と担当技術者を送り出し無事に終わることを願うしかありません。

番組収録の中で作業が行われるため、途中経過の連絡は一切ありません。

ひたすら本社で報告を待ちます。

こちらが想定していた時間よりも長くかかっていたためどうしてもよくない方向に考えが行ってしまいます。

神に祈るようにその後も連絡を待ちます。

 

そして社長の携帯電話からの着信が、

「バッチリうまくいったよ。司会者本人も番組が盛り上がったと、とても喜んでいたよ」

それを聞いて「やっぱりヘアコンタクトはすごい、通常のカツラでは絶対にできない技術だ」と改めて自信を持てたと同時に張りつめた緊張感から解放され、急にお腹が空いてきました。

「そうだ朝から何も食べてなかったんだ・・・」

今でも食事がとれなくて、お腹が空いてたまらない時にはあの時の空腹感を思い出します。何とも言えない安堵感も。

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