コラム

ウィッグ、育毛、増毛…薄毛対策のメリット・デメリットを徹底検証

ウィッグ、育毛、増毛…薄毛対策のメリット・デメリットを徹底検証

女性の薄毛事情。薄毛になる年代や原因をチェック

女性の薄毛事情。薄毛になる年代や原因をチェック
女性は40代前半で薄毛を気にする人が増え出し、50代前半でピークを迎えます。女性の場合、全体的に頭髪が薄くなる「びまん性脱毛症」という症状が多く見られ、大きく分けて2つの原因が考えられます。

女性の薄毛の傾向その1. 「女性の男性型脱毛症(FAGA)」

薄毛に悩む女性の約半数が、「女性の男性型脱毛症(FAGA)」と言われています。加齢に伴い、女性ホルモンの分泌が減り、男性ホルモンが優位になることが主な要因で薄毛になるもので、頭頂部を中心に全体的に薄毛になるケースが少なくありません。

女性の薄毛の傾向その2. 「慢性休止期脱毛症」

ヘアサイクルが乱れ、休止期の毛髪が通常より増えることで薄毛になります。正常なヘアサイクルには、新しい髪の毛が太く長く伸びる成長期、髪が成長しなくなる退行期、完全に成長が止まり、髪が抜け落ちる休止期があり、休止期に抜ける毛が正常より多くなるのが、慢性休止期脱毛症です。男性と異なり、特定の部位が薄くなるのではなく、頭部全体が薄毛になっていきます。はっきりした原因はわかっていません。

年齢を重ねるとともに薄毛に悩む女性が増える傾向にありますが、女性の薄毛の原因は、男性と違い、はっきりとはわかっていないのが実情です。女性の薄毛の原因はおもに、ホルモンバランスが関係しているとされていますが、それ以外にも、加齢、ストレス、疲労、薬の副作用、貧血・血流など、複数の要因が影響していると言われています。

薄毛対策4つのメリット・デメリットを比較

薄毛対策で一般的な「ウィッグ(かつら)」「育毛」「増毛」と、円形脱毛症などでもケアできる「ヘアコンタクト」の特徴をチェックしてみましょう。自毛度、速攻度、自由度、費用の軸でも比較してみました。

薄毛対策1. ウィッグ(かつら)

薄毛対策1. ウィッグ(かつら)
人工皮膚やネットに、人毛や人工毛を植毛したもので、頭全体を覆うフルタイプや、頭頂部など薄毛が気になる部分につけるタイプなどがあります。ヘアピンやテープなどで脱着します。

メリット

ウィッグのメリットはなんと言っても手軽さです。市販のものであれば、その日から薄毛をカバーすることができます。また、他の薄毛対策より、比較的、費用を抑えることもできます。
オーダーメイドタイプの場合は、多少時間がかかりますが、毛の種類や色、ボリュームを細かくオーダーすることができ、理想のヘアスタイルに近づくことができます。つむじや分け目も自然な仕上がりです。

デメリット

ウィッグのデメリットは、脱着式なので、取れてしまう可能性がゼロではないことや、人工毛の素材によっては、お風呂や温泉に入ることができない場合があること、ものによっては不自然さが出ることが挙げられます。

評価

自毛度:☆(ウィッグの毛の種類による)
速攻度:☆☆☆☆☆(オーダーであれば☆☆☆)
自由度:☆☆
費用:☆〜☆☆☆

こんな人におすすめ

短時間で、手軽に髪の毛をボリュームアップしたい人
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薄毛対策2. 育毛

育毛
食生活、睡眠時間、日常の頭皮ケアなど、あらゆる角度から抜け毛・薄毛の原因を追究し、それぞれに合った方法で、薄毛を改善していく専門的なプログラムです。育毛剤やサプリメント、薄毛用のシャンプーなどを取り入れながらケアしていきます。

メリット

育毛のメリットは、自分の髪を育てられることです。専門的なケアをすることで、発毛サイクルが正常になり、自分の力で髪が生えるようになることが、誰にとっても一番理想的な状況だと思います。

デメリット

育毛のデメリットは、髪が育ち、発毛サイクルが正常になるまでに時間がかかる点です。また、育毛をしても必ずしも毛量が増える、発毛するとは限らない点もデメリットです。治療は長期間に及ぶケースもあり、費用がかさむ場合もあります。

評価

自毛度:☆☆☆☆☆
速攻度:☆
自由度:☆☆☆
費用:☆

こんな人におすすめ

自毛にこだわりたい人
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薄毛対策3. 増毛

増毛
増毛とは、自分の髪の毛を活かして、自毛1本1本に人工毛を結びつけて、髪のボリュームを増やす方法です。ちなみに、人工毛を植えたネットを自毛に編み込む方式を増毛と謳っているところもありますが、被せる要素が強いためプロピアでは「かつら」の部類に入ります。

メリット

基本的にオーダーメイドなので、薄毛が気になる箇所に、好みの毛量を増やすことができます。カラーなどは自由自在で、生え際を間近で見ても気づかないほどの仕上がりの自然さが特徴で、激しいスポーツや、マリンスポーツ、温泉なども楽しめます。また、周りに気づかれないように徐々に増やすことも、短期間で増やすこともでき、自由度が高い点が増毛のメリットです。
かつては、増毛はお金がかかる施術でしたが、現在は再利用を可能にした増毛法もあり、以前より経済的になってきている点もメリットです。

デメリット

増毛の施術には時間がかかります。また、増毛した自毛が伸びてくると増毛した人工毛が根元から上がってきて不自然に見えるため、定期的に増毛を下げるメンテナンスが必要になります。
また、施術の技術によって増毛部分が不自然に見えることもあるので、施術スタッフによって仕上がりが変わってきます。必ず専門家へ相談し、無料体験を受けることをおすすめします。

評価

自毛度:☆
速攻度:☆☆☆
自由度:☆☆☆☆☆
費用:☆☆

こんな人におすすめ

増やし方や髪型を自由自在にコントロールしたい人
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薄毛対策4. ヘアコンタクト

ヘアコンタクト
ヘアコンタクトは、人工毛が植え込まれた透明なシートを、頭皮に直接貼り付ける方法です。ピンやテープで留めるウィッグ(かつら)がメガネとするならば、ヘアコンタクトは、いわばコンタクトレンズで、違和感なく長期間、そこから生えているかのように自然に頭皮と一体化します。

メリット

円形脱毛症など、自毛がまったくない箇所に、お好みの毛量・髪色で増毛することができます。0.03mmの地肌に馴染む極薄の皮膜は、強く引っ張っても取れることがなく、ムレやかゆみもない優れものです。毎日のスタイリングを自由に楽しめるうえ、水にも強いので、温泉やマリンスポーツも楽しめます。

デメリット

頭皮に異常がある場合は、装着することができない場合があります。(※必ず専門家のカウンセリングが入ります。)

評価

自毛度:☆
速攻度:☆☆☆☆
自由度:☆☆☆☆
費用:☆☆

こんな人におすすめ

円形脱毛症や生え際後退に悩む人
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ライフスタイルや予算などから、自分にあう薄毛対策を選んで

薄毛対策を比較すると、自由度や費用面などで違いがあることがわかります。どれがベストなのかは人それぞれです。ひとつの方法だけではなく、掛け合わせて薄毛対策をする人もいます。自分にあう薄毛対策はどれか、まずは考えてみてください。
もし、自分では決めきれない場合や、疑問や不安がある場合は、専門家に聞いてみるのも手です。相談だけでなく、無料体験をさせてくれるサービスもあるので、ぜひ活用してみてください。