上野店

髪の悩みが多い秋の時期 少し視点を変えて文化を語る

こんにちは! プロピア上野店です(・ω・)

髪の悩みが特に多いこの時期、今回はあまり髪に絡むことはないですが『文化』を切り口にして色々と語ってみようと思います<m(__)m>

 

日本の『秋』

「秋の夜長」という言葉があります。

日の入りから日の出までの時間が長い時期なので「秋の夜って長いよねー」って文字通りの意味ではありますが、「秋の夜長に読書」みたいな感じで「長い夜を趣味の事などに使って有意義に過ごしましょう。」的な事を語りたい時の枕詞として使われてる印象のある言葉だと私は思ってます。

「文化の日」なんて祝日のあるこの時期、上手に時間を使って文化的なことをしてみるのも良いかもしれませんね。

「〇〇文化」と名付けられて色々な文化が世の中に存在します。

明確な時期はなんとも言い難くはありますが、少なくとも30年前くらいの頃は「趣味はゲームですとかアニメ鑑賞です」って公言するのはちょっとネガティブなイメージがありましたが、今となってはゲーム好きを極めればプロとして収入に繋げられる道があり、日本のアニメは「ジャパニメーション」なんてブランド名が付き、国を代表する産業とまで呼ばれるまでになっています。

「ゲーム文化」「アニメ文化」と呼んで差支えないものとなったと思います。

なので今回は「ゲーム文化を語る」と称してゲームに関するお話をしてみようと思います。

 

上記の図は一般に「五行相関図」と呼ばれる、古代中国の自然哲学の「五行思想」を図解したものになります。

五行思想をざっくりと説明すると『「万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなる。」という思想でこれらが互いに影響を与え合い循環する。』というものです。

この図ではそれぞれの元素の関係性が「→」によって記されています。

それぞれの「→」は

赤色の「」が相生(そうじょう)

黒色の「」が相剋(そうこく)

と呼ばれています。

尚、本来の相関図には水色の→で表記している流れは無いのが通常なのですが、ゲームに引用される設定として語る都合上書いてあります。

 

【相生について】

「木火」木が燃えることによって火を生み出す

「火土」火が燃えることによって灰を生み出してやがて土になる

「土金」土の中から金が生まれる

「金水」金の表面に水が生じる

「水木」水によって木が生み育てられる

 

【相剋について】

「木土」木は土から栄養を搾取する

「土水」土は水を吸収し流れを止める

「水火」水は火の熱を奪い消し去る

「火→金」火は金に熱を与え形を奪う(溶かす)

「金→木」金は木を切り成長を止める

 

【水色の流れ】

「木水」木は水を吸収して糧とする

「水金」水は金を腐食させる

「金土」金は土を穿つ

「土火」土は火から空気を奪い消す

「火木」火は木を燃やす

 

図内の関係性はこのようになっていて、ゲーム内に属性の概念を取り入れる際には相剋と水色の「→」の関係性が属性による相性設定の基準とされています。

「火属性の敵には水属性の攻撃がよく効く」とか「水属性の敵の攻撃を防ぐには木属性もしくは土属性の防具が良い」といった具合です。

ゲームとしての属性概念だと他に「光と闇」とか、古代ギリシャ哲学の「四大元素」とかも絡んでくるのですがそっちまで触れるといよいよ収集がつかなくなるのでまたの機会に(あるかわかりませんが)。

 

インターネットが普及して、オンラインゲームが沢山リリースされはじめた頃はこういったことに馴染みの薄い方が多くて装備や魔法の属性の相性について手ほどきをすると感謝されたりもしましたが、今やほとんどの方が理屈までは理解してなくても経験の積み重ねでこなせてたりするので「ふ~ん」なんて反応で終わってしまいます(´・ω・`)

 

文化の話というよりは五行思想の解説だけになってしまいましたが、暦や漢方医学やら諸々の根幹となっているものなので、こんな駄文で興味を持てる方はいないと思いますが万が一興味を持ってしまったならば秋の夜長に学んでみるのも良いかもしれませんね。

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