皆さんこんにちは。
プロピア大宮店大田です。
今回は円形脱毛症の原因と治療法についてのお話です。
円形脱毛症の原因と治療法
もしかしたらこのブログを読んでいる方の中にも円形脱毛症でお悩みの方がいらっしゃるかもしれませんのでお力になれれば。
円形脱毛症とは?
円形脱毛症とは、髪の毛の一部が円形や楕円形に抜け落ちて、その部分に毛がなくなってしまう状態のことです。
一般的にコインくらいの大きさのイメージかと思いますが、中には頭部全体に広がるものや、眉毛やまつ毛、体毛などに及ぶ重度のものまで、その症状はさまざまです。
この症状は日本でも海外でも人口の1~2%程に現れると言われていて、発症した方の2割程度には血縁者にも同じく円形脱毛症の方がおられるそうで、どうやら発症しやすい素質は遺伝しているようです。
確かに以前から大宮店にお越しいただく、ご相談者さんにも円形脱毛症でお悩みの方は一定数いらっしゃいます。
鏡に向かって何気なく髪をかき上げたときに感じる違和感、脱毛部位を見つけた時の衝撃の大きさについてはご相談者さんが口をそろえて訴えられます。
どうして急に髪が抜けるの?発症の原因は?
円形脱毛症の原因はストレスによるものとよく言われますが、実はストレスは発症のきっかけに過ぎず、自己免疫反応が原因と考えられているそうです。
通常の免疫反応とは、体内に入ってきたウイルスや細菌などの異物に対して、Tリンパ球という細胞が攻撃してやっつけるというものですが、このTリンパ球がなぜか正常な細胞を攻撃してしまうことがあります。
これを「自己免疫反応」と言います。
自己免疫反応が毛包(髪の毛の根本、毛根を包んでいる皮膚組織)に向かい、毛包が壊され、萎縮してしまうと、その部分は髪が抜け落ちてしまいます。
治るの?治療方法は?
円形脱毛症はほとんどの場合自然に治るそうです。
ただ、治るまでの期間はバラバラです。
初期の小さい状態であれば、それこそ2~3ヶ月ですっかり良くなったりします。
ただし、大きくなってしまったり、複数の症状が出ている場合は何年も付き合っていかなければならないことも・・・
円形脱毛症の治療は医療行為にあたります。
残念ながらプロピアではできませんので皮膚科専門医に相談して治療を受けるしかありません。
皮膚科では、
- 外用療法として:副腎皮質ホルモン(ステロイド)、ミノキシジル、塩化カルプロニウムなどの処方
- 局所療法として:ステロイドの局所注射、局所免疫療法、雪状炭酸圧抵療法 、紫外線(PUVA)療法
- 全身療法として:抗アレルギー剤、副腎皮質ホルモン(ステロイド)
などの療法を状態に応じて複合的に処方してもらえます。
ただ、いつ現れるのか分からない治療効果を待って、悩みを抱えたままでは人前に出るのも嫌になってしまいますね。
プロピアがお手伝いできること
実は私たちプロピアにもお手伝いできることがあります。
気になる脱毛部位をカバーすることです。
ヘアコンタクトやその他の増毛方法の組み合わせで気になる部分は見えなくしてしまいましょう。
これまでも円形脱毛症を発症してしまった多くの方々に
「これなら他人の視線を気にせず出かけられる」
と喜んで頂いてます。
生え際でも分け目でも自然にしてみせます。
髪の色やボリューム感もあなたに合わせて全てオーダーメイドで仕上げますのでぜひ。
人知れず悩んでいる方に届けば幸いです。