ど~も、ヘアコンタクト開発担当です。
前回までのブログでヘアコンタクトの製品化及び販売に向けてスタートするというところまできたのですが、今回は発売当初に大きく打ち出していたセールスポイントを交えてヘアコンタクトの特徴を改めてお話しさせていただきたいと思います。
ヘアコンタクトの開発きっかけは既にお伝えしておりますが、もう一つヘアコンタクトを誕生させる思いを継続できた要因があります。
皆さんはこんな言葉をご存じですよね。
●リバウンドを制するものはゲームを制す!(有名バスケット漫画)
●左を制すものは世界を制す!(ボクシング)
●夏を制するものは受験を制す!(受験生)
じつは我々の毛髪業界にもあるんです。
生え際を制するものはカツラを制す!
実はプロピアで使っていた造語です。
ヘアコンタクトの開発に長年の時間を費やしてこられたのには、社内で聞かされていたこんな言葉が思いを持続できた要因の一つだったと思います。
ここからが本編になります。上記の言葉通りヘアコンタクトの最大の特徴は生え際です。
実際にそれまでのカツラは前髪を下げるか、生え際部分の毛量を増やすなどしてカツラのベースを隠さなければなりませんでした。
なので前髪をあげた場合にはどうしても違和感が生まれやすかったのです。
とてもハードルの高い「自然な生え際の再現」
ヘアコンタクトは厚さ0.03㎜(30ミクロン)のシートに毛が植わっています。
シートは頭皮と一体化し境目は近づいて見ても、まずわかりません。
最近はベースの薄いカツラも出てはきましたが、装着方法は両面テープもしくは液体かゲル状の接着剤になります。
何回か前のブログでお伝えした通り、この方法では厚さが増したり、ばらついたりすることでベースの薄さを生かすことができません。
自然な生え際を作る別の方法として植毛がありますよね。
後頭部もしくは側頭部にメスを入れて自毛を切り取って移植する自毛植毛が主流です。
自分の髪を移植するので確かに自然ではあるのですが、思っていた毛量が定着しないこともあるようです。
植毛後も薄毛が進行するかもしれないという現実
植毛が上手く定着したとして、その後数年たった時にもしかすると面倒なことになってしまう恐れも…
というのも元々の髪はそのままですので薄毛が少しずつ進行していった場合植毛した箇所が浮島のように残ってしまうかもしれません。
不自然になった髪を変えるには、後退してできた頭皮の隙間に再度植毛するか、せっかく植毛した毛を結局短く切ったり多少不自然でも髪形でごまかすとか。
ヘアコンタクトであれば、もし少しずつ進行してしまったとしても使用するヘアコンタクトのサイズや型を変更することで自然な前髪をキープすることができます。
ご自身の髪はそのままですので、もし使用を止めたとしてしても不自然な前髪になることはありません。
生え際を制する者は…
ヘアコンタクトは今後も進化し、自然な髪の再現を追求していきます。
次回はまた、ヘアコンタクト開発の続きになります。