新宿本店

カツラの劣化の原因と保管方法

湿気が本格的になってきたこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

こんな時期、カツラをご愛用の方の中には、軽くて涼しい夏用に切り替える方もいるようです。

カツラもある意味、身体にまとっている「服」のようなものなので、衣替えですね(‘◇’)ゞ

 

夏用に切り替えようと、大切に保管していた箱を開けてみると…( ̄▽ ̄;)

ん?!・・・ 白いものが・・・  カビが・・・ 臭いが・・・

そしてなんとなく元気がない(´・ω`・)エッ?

 

カツラの保管方法を間違えると思いもかけないことに

ちゃんと洗って保管したのに・・・これじゃ使えない・・・

季節の変わり目に切り替えて使おうと大切に保管しておいても、保管方法を間違えると思いもかけない結果に。

場合によっては劣化を早めてしまうことに。

複数カツラをお持ちの場合、自毛の伸びや、ライフスタイルに合わせて普段からマメに切り替えて使い分けるのがベスト。

どうしても保管しなければいけない時は、劣化の原因を知り、保管方法に気を付けましょう。

 

カツラ劣化の主な原因

汗・皮脂

カビや雑菌、匂いのもとになります。

カビ

人工皮膚に根を張り、少しずつ浸食。ひび割れに繋がります。

水分

人工皮膚の殆どがポリウレタン樹脂。ポリウレタン樹脂は、水分により加水分解します。空気中の水分でも加水分解が起きる為、使用していなくても自然に劣化が進みます。良い状態で使用頂くには2年前後を目安にメンテナンスか買い替えがおススメ。

その他

紫外線や折り曲げには十分に注意します。

 

軽くて薄いものから厚手のしっかりしたものまでバリエーションは様々。

スタイルや扱い方等お客様の要望には応えられるようになってきております。

一方、もととなる素材は人工皮膚、ネット等大きく違いは有りませんので、対策も大きく違いません。

 

カツラを保管するときの3つのポイント

【ポイント➊】しっかり洗う

日頃の汗・脂汚れを専用シャンプーで洗います

注意するポイントとしては、市販の人頭用シャンプーはほとんどの製品が弱酸性の為、汚れは落ちにくく残ってしまいます。「製品(カツラ)専用シャンプー」を日頃から使い、汚れや臭いが落ち切れているか心配な方はさらにサロンでの「製品クリーニング」をおすすめします。トリートメントも忘れずに。

【ポイント➋】しっかり乾かす

シャンプー後はタオルで水分を吸い取り、ドライヤーでベース素材をしっかり乾かします

注意ポイントは、ドライヤーはカツラに近づけすぎると毛のダメージにもつながるので少し離して使用するようにしましょう。

【ポイント❸】カツラ専用箱で保管

カツラを折り曲げないよう気を付けて丁寧に保管します。

注意ポイントは、乾かした後すぐに箱に入れると乾かしたつもりでも乾いていない場合湿気が籠ってしまいます。

少し時間をおいて完全に乾いていることを確認してからしまうことをお勧めします。

箱に入れられない場合は紫外線の当たらない場所で保管します。箱に乾燥剤を入れておくと湿気対策になります。

 

 

劣化の原因を知り、保管方法に気をつけて、お気に入りのカツラを良い状態で使いましょう。

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