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ヘアコンタクトの歩み(25) 新しい製品の幕開け~究極のヘアアイテム~

ど~も、ヘアコンタクト開発担当です。

 

ヘアコンタクトの発売を前倒しした経緯をお話ししましたが、生産体制も十分に整わない(前回お話しした通り生産ラインが1つしかない)状況でスタートさせることを決断したのにはもう一つ背景がありました。

過去の経験上、カツラや増毛などをすでに使用している方の多くは他社製品や新たな製品へ移行するには一定の期間は様子見をして、今使っている製品の買い替え時期や手持ちが無くなった時に別の製品に変更したり購入したりしている傾向にありました。

今までも新製品を出してしばらくたってから「どんなものか前から気にはなっていたんだけど」といって来店されるお客様がほとんどでした。

なので、プロモーションをスタートさせてヘアコンタクトが注目されても、すぐに多くの反響が表れることはないであろうと想定していたのでした。

 

ところがプロモーションがスタートしたと同時に相談窓口のフリーダイヤルに多くの電話が殺到したのでした。

対応するスタッフの数もまったく変更していなかったため、専任の営業スタッフだけでは対応しきれず、技術スタッフも応援に駆り出され、挙句の果てには経理や総務といった部署のスタッフまでもが電話対応するまでになっていました。

なぜなら、かかってきた電話は今まで商品を経験した方からよりも初めて毛髪商品を使ってみようと思った方からのほうが圧倒的に多かったのでした。

 

 

 

それは生え際が後退してきた、そりこみ部分が深くなってきたがカツラを使うつもりはない、薄毛をなんとしたいと思っていたがカツラは付けたくないと思っていたといった方が多く、ヘアコンタクトなら自分が思った通りに髪を増やせると期待されての問い合わせが一気に増えたのでした。

今までの10倍以上の相談数が連日続いて、大急ぎで電話応対できるスタッフを営業部の中から選出して日々対応していたのでした。

さらに各支店の相談枠もみるみるうちに埋まっていきました。

電話対応同様に支店のスタッフも事前に増やすことをしていませんでしたから。

 

 

地方の支店ではできませんが、関東の相談カウンセラーは1日に1都3県のいくつもの支店を掛け持ちして飛び回っていたのでした。

しか~し、冒頭に話した通り生産体制は貧弱なままで、急に生産ラインが増えるわけがありません。

当然のごとく製造部門もシャカリキになって植毛機の増産、ラインの増設に動いておりましたがすぐには間に合いません。

営業、支店、製造もとにかくあらゆることに走り回っていました。

 

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