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ヘアコンタクトの歩み(36) 新しい製品の幕開け~究極のヘアアイテム~

ど~も、ヘアコンタクト開発担当です。

 

ヒゲのヘアコンタクトが商品化に向けて一気に進むことになったきっかけとは。

その始まりは、これまでの出来事と同様に1本の電話から始まります。

 

「今度撮影する映画にヘアコンタクトを使わせてもらえないかと思い、連絡したのですが我々が希望しているのは、頭の毛ではなくヒゲをヘアコンタクトで作ってもらえないかという相談なんです。」

 

その映画というのは大人気シリーズのスピンオフ作品で、2024年に2部構成で封切られた映画へとつながる第1作目だったのです。そしてヘアコンタクトを使用するのは主役の役者さんでした。

 

TVドラマから映画化され、とんでもない観客動員数を打ち立てた映画版シリーズ第2弾の後に製作されることになった作品でしたので注目度はとても高く、すでに様々なメディアで取り上げられていました。

 

そんな話題の作品に協力できることは、とてもありがたい話では合ったのですが、今までのテレビ番組や取材と同様に注目度が高い分、使用するヘアコンタクトが思ったよりも低評価だった場合のリスクも大きいため諸手を上げて歓迎というわけにはいきませんでした。

 

開発がかなり進んでいたとはいえ、まだ外部には一切出したことのないヒゲのヘアコンタクトでしたので悩んだことを覚えています。

 

 

そんなこともあって、回答に時間がかかっていた時に芸能プロダクションから再度連絡が入ります。

使用する主役の役者さん自らがどうしても使いたいと言っているので何とか提供してもらえないかということで改めて連絡してきたということでした。

 

そこでサンプルを持参し、その俳優さんに装着し判断をしてもらったらどうかという話になり、サンプルを持ってプロダクション事務所へと出かけて行ったのでした。

俳優さんの都合に合わせて伺うということで結構遅い時間に訪問したと記憶しています。

 

事務所には俳優さん本人とプロダクション事務所スタッフと映画関係者の方たちが数名で待っていました。

早速、口ヒゲとアゴヒゲを装着するためリクライニング機能のある椅子に座っていただき背もたれを倒した状態で技術者が作業を行いました。

その間、関係者の方と二言三言会話を交わしたのですが、何を話したのか全く覚えていません。

とても有名な役者さんを前にしていたということと、ヘアコンタクトのヒゲの評価がどうなるのかということでとんでもない緊張感の中、時間が過ぎていたからだと思います。

 

主演俳優の方は施術中ずっと目を閉じて黙っていました。

テレビや映画で見ていた雰囲気とは違い物静かな方という印象でした(この映画の役柄を意識されているのかもと想像してもいました)。

 

 

~続く~

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